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撮影日時:2011年12月30日 4時29分、ISO1600、300秒4枚合成+60秒4枚合成
撮影機材:EOS kiss X2(改)、Kenko SE120L + CLOSE-UP AC No3 + L41
使用架台:SE2赤道儀、ガイド鏡:miniBORG50+StarShoot AutoGuider
撮影場所:愛知県豊田市、豊田市総合野外センター東駐車場
12月30日未明に撮影した、りょうけん座の球状星団M3です。
29日夜は今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、GPV予報を見ると深夜2時以降に急速に回復するような予報が出ていたので、少し寝た後で出かけてきました。天候の回復は予想よりも遅れ気味でしたが、それでも4時くらいには快晴になりました。
今回がSE120L鏡筒を外に持ち出しての初撮影でした。接眼部にレデューサー代わりのクローズアップレンズを組み込んであります。撮影した画像を元に測定すると、元々1000mmの焦点距離が約820mmまで縮まっているようで、F6.8の明るさです。撮影した画像を見ると少し青ハロが目立ちますが、自分的には気になるほどではありません。十分に撮影用に使えそうです。
新しい機材を始めて使うと問題点が色々出てくるもので、今回はウエイトでした。5kgのウエイトを2個持っているんですが、1個では軽過ぎ、でも2個では重過ぎるという状態で、なかなかバランスがとれません。まだ雪の残った寒い駐車場であれこれと弄っていましたが、バランスに不安を残したままの状態で撮影開始となりました。
上の画像は星団を中心に切り出していますが、切り出す前のイメージは下のような感じです。極端な周辺減光もなく、比較的フラットな印象を受けました。また今回は球状星団では初めて多段露出を試みてます。

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