撮影日時:2012年04月23日 22時52分~、ISO1600、300秒露出4枚合成
撮影機材:kissX2(改)、ビクセン102M+CLOSE-UP AC No3+L41+LPS-P2
使用架台:SE2赤道儀、ガイド鏡:miniBORG50+StarShoot AutoGuider
撮影場所:愛知県北設楽郡設楽町、段戸山牧場
上の画像は23日夜の最初に鏡筒を向けた対象で、ケンタウルス座の電波銀河NGC5128【C77】です。今年の撮影目標のカルドウェル天体ですけど、久しぶりに空欄がひとつ埋まりました。
このケンタウルス座の電波銀河NGC5128【C77】ですが、NGC5128やC77という番号よりも、ケンタウルス座Aという名前の方が有名です。おおくま座のM82とともに爆発している銀河として書籍などに紹介されていたので昔から憧れの天体だったのですが、ようやく撮影することができました。
愛知県では南中高度が低くて11度くらいにしかなりません。これを撮影した23日は昼間まで雨降りでした。それで空気中の塵が洗い流されて少なかったので透明度が良く、何とか撮影できたんだと思います。翌24日夜も晴天でしたが、黄砂が酷くて透明度が悪かったので早寝しましたけど(笑)、そんな24日夜だったら写らなかったかもしれません。
こちらに大きな望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡で写した画像があります。とても比較の対象にはなりませんが、10cmのアクロマート屈折でも特徴は写し取れているので、ここまで写れば十分に満足な結果です。
ちなみに長い間、ケンタウロス座と思ってました、正しくはラテン語読みでケンタウルス座だったようです。ギリシア神話に出てくるのはケンタウロスで正しいみたいですが、この違いは紛らわしいです(笑)
今までに撮影したカルドウェル天体の一覧表はこちらです。
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